法律や司法書士の実務について、いち司法書士としての考えや感想について記事を書いています。
民法改正について
法律にかかわる仕事をしている方であれば、「民法改正」について耳にしたことがあり、少なからず興味をお持ちのことと思います。
「民法の一部を改正する法律案」が、平成29年5月26日に可決成立し、同年6月2日に公布さています。実際に施行されるのはまだ先(「一部の規定を除き,公布の日から起算して三年を超えない範囲内において政令で定める日」とのこと)ですが、”新しい民法”が社会生活で使われ始めるのは、それほど先の話ではありません。
今回の改正は、
「民法の一部を改正」とされていますが、かなりの範囲に及んでいます。ですので、社会生活に幾分か影響を及ぼす可能性があると考えています。
新しい民法の施行に備えて、条文の一つ一つを分析して、どこが変わっているのか、内容がどう変わっているのか、生活に影響があるのかどうなのか、考えてみたいと思います。